とびた家通信

先日特殊清掃へ行って参りました
その現場は、近隣の人が異変に気付くぐらいのひどい腐敗臭で、特殊なマスクをしていても臭うくらいでした。

部屋もウジやハエが湧きそれはそれは悲惨な状態です。
警察が遺体は引き上げていたのですが、それでも骨だけ持って行ったのでは？と思うような肉片のこびりつきなどがありました。

臭いはオゾン脱臭機pantherJで丸3日かけてようやく落ち着いたくらいで、着て行った服もその場でポリ袋に入れ車に積み込み帰ってすぐ処分しましたが、車に臭いが移り3日ほど取れませんでした。
そのぐらいの悪臭です。

その方は死後1ヵ月ほど経っていたそうです。まだ若くまさか亡くなるとは思ってなかったのでしょう。近所の人も気づかず孤立死です。

年老いれば、近所の人や家族も心配して声かけを行うなどしますが、まだ若い人は気づいてもらいにくいですね。

若くても、近所づきあいは大切だなと切に思います。

流石にそんな現場でしたから、感染症などがあってはいけないので、特殊清掃の資格を持っている者しか最初は現場に入れません。

消臭除菌などを行なった上で遺品整理させていただきました。

何か異変を感じたら、一人で対処しようとせずに、警察や専門家に任せましょう。